それっぽい記事・・・?
靴磨き好きの皆様こんにちは。
オーナーの杉村です。
4月の第1週目が終わりに差し掛かりました。新社会人の方々はどんな気分なのでしょうか。
8年ほど前でしょうか、私も新社会人でしたがワクワクしていた様な記憶しかありません。当時の上司達が新人の扱い方を知っていたからだと思います。
要は私が単純だったのでしょうね。笑
さて、本日は珍しく磨き屋らしい内容を書いてみます。
今回は靴磨きビギナーの方が取り入れ易い”ブローキング(穴飾り)部分をフワッと柔らかく際立たせる”ワンポイントについてです。
昨日お預かりのブーツを磨いていて、そういえば、それらしい記事を全く書いていなかった事に気が付きました。
しかもアップすら忘れてこの休憩時間中にアップするという失態です。
では気を取り直して・・・。
磨いた靴はTricker’sのカントリーブーツ、Paul Smithとのダブルネームの製品です。
この大きなブローキング、ほぼ代名詞と言って過言ではないと思います。この部分についての内容なので、是非チェックして頂き今後のヒントにして下さい!
今回のブーツはベースの色がカーキグリーン、緑が茶に傾いた様な色です。
そこで写真の様にライトブラウンとミディアムブラウンのクリームを使い、少量で色の薄い順にクリームをすり込みます。
※サフィールやブートブラックの様に色付きの強い物はダマになりやすく、失敗しやすいので注意してください。
指で塗らない分ブラッシングは入念に行い、少し強めにすり込みましょう。
こうすると色の乗せ方は非常に簡単になります。ただし「薄い色から順番に」を必ず守って下さい。濃色の影響を調整する為には絶対事項です。
左足がブラッシングをして乾拭きをした後になります。ボヤッとした印象が無くなったことが分かります。
後はポリッシュを掛けても良いでしょう。カジュアルなブーツですから、今回はフワッと仕上げています。
いかがでしたでしょうか?ザックリとしたご紹介ですが、ポイントはクリームを2色使う事です。
どゆこと?という方は下のコメント欄へご記入頂ければ幸いです。
それでは。
Y’s Shoeshine 杉村