WATARU FUJIE TRUNK SHOW
靴磨き好きの皆様こんにちは。
オーナーの杉村です。
今回のブログは受注会のお知らせでございます。
内容は革靴とレザーアイテムのMTOトランクショーです。
開催は6月24日(土)、25日(日)の2日間となります。
そして、製品は『WATARU FUJIE』という富山のブランドです。
名の通り、藤江航氏がオーナーを務めます。
思考が違えば姿が違う
心の中の自分と向き合える空間で
人と違う自分を承認する
これは藤江さんがブランドに掲げる理念です。
僕自身も今までに靴を注文したことがありましたが、フィッティングの確認中は自分を見つめ直す時間があると感じています。
側から様子を見ていると、足の形を確認しているだけに感じるかも知れません。しかし、結構な自問自答をしています。
僕はその時に自分の性格を分析してしまうのですが、改めて好みを知ったり、隠れ求めていたことが発見できて楽しく嬉しい時間だと感じています。そして注文がまとまり『これも良し』と思うときは、新たな自分を発見する感覚でもあるのです。
藤江さんが理念の最後に仰られる”人と違う自分を承認する”とは、こんな様なことも含まれるんだと思います。
さて、話を靴に戻します。
僕は写真のローファーを作っていただいたのですが、靴の性能にただただ驚きました。
軽く柔らかい、あたかも何年か履いた馴染みが出ているかの様な靴です。
端正な顔立ちで足元を上品に飾ってくれますが、作り方次第で多様な姿に化けるポテンシャルもあります。
そして、価格は73,000円(税抜)がスタート価格となります。
これは注文靴の中で手の出やすい価格帯です。既製品では軽く15万は超えるクオリティーでしょう。
一覧表などは追って追加しますので、後日のブログをお楽しみください。
最後に僕は、藤江さんの革靴にこんな感覚を覚えます。
古き良き物を踏襲しながらも、それに縛られず現代へフィットするために必要なエッセンスは決して逃してはいけない。
だからこそ、藤江さんの挑戦はまだまだ続いているんだと思います。
でもここで皆さんに明確に伝えたいのは、昨今のスニーカーと革靴のハイブリットと一緒にしてはいけないと言うことです。
藤江さんの靴は、間違いなく革靴です。挑戦的な文章で締めてしまいますが、Y’s Shoeshine では靴を愛する人が作っている靴しか受注や販売を行いません。
今まで3回行ったHANさんのトランクショーの靴達もそうでしたが、靴を作る快感を藤江さんの靴でも味わっていただきたいです。
年1回の貴重な機会です。ぜひご検討を。
それでは。
Y’s Shoeshine 杉村
Comments